Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜を中心に感じたままに書いている個人ブログです

カテゴリ:ジャズ・フュージョンのCD > 新譜

Karel Ruzicka Quartet / Grace & Gratitude

Karel Ruzicka (Ts, Ss)
Jon Cowherd (P, Rhodes)
John Patitucci (Ac-B, El-B)
Nate Smith (Ds, Per)

Produced by Karel Ruzicka
Recorded June 20 and 21, 2018 by Aaron Nevezie at the Bunker Studio, Brooklyn, NYC
Mixed by Aaron Nevezie at the Bunker Studio, Brooklyn, NYC
Mastered by Tony Cousins at Metropolis Mastering, London
Design: Michael Dolejs
Photos: Marie Tomanova
Art direction for Animal Music: Michal Nanoru
Manufacturing co-ordinator: Ivan Prokop
(Animal Music ANI 072)

1. Brooklyn Brohterhood 7:52
2. Grace to You and Peace 6:56
3. Seven Hills 5:07
4. Milagros 8:06
5. Modus Karelius 7:52
6. On Earth as it is in Heaven 7:31
7. Flight 5:48
8. Grace and Gratitude 7:14
All Compositions by Karel Ruzicka

カレル・ルジッカ(?)は全然知らない人だけど、バックのメンバーがジョン・カワード、ジョン・パティトゥッチ、ネイト・スミスとくれば買わないわけにはいかないだろう。ルジッカの経歴は本人のサイトに書いてあるので後でちゃんと目を通すとして、本作は5枚目のリーダー作(ピアニストの父親との共演作含む)のようだ。そのテナープレイはマイケル・ブレッカーの音数を少なくした感じと言えば分かりやすいかな。曲作りも含めて都会的なセンスに溢れているし、部分的にデイヴ・リーブマン的な匂いを漂わせながらのソプラノのメロディアスなプレイも悪くないのだが、バンドとしての演奏はバックの3人の方に耳が向いてしまうのは、それだけ存在感のあるプレイをしているから。特にカワードは曲調がよほど自分に合っていたのか、ブライアン・ブレイドのフェローシップ・バンドや自己の「Jon Cowherd / Mercy(14年、別頁あり)」以上にいい感じで聴かせてくれるのだからなんともたまらない。またパティトゥッチもソロはとっていないもののエレべ、ウッド共に申し分がないし、全体的に比較的シンプルながらも、アップテンポの4ビート曲の5曲目「Modus Karelius」ではアグレッシブに叩きまくっているスミスの上手さも流石としかいいようがない。その5曲目や16ビートの7曲目「Flight」では、ルジッカもブレッカーが乗り移ったかのように速いパッセージで吹きまくっているけれど、これぐらい吹けるのだったら、曲調にもよるけど他の曲でももう少し音数多く吹いた方が、バックとのバランスも取れてよかったのではと思う。でも私好みの現代的なテナー奏者なことに変わりはないし、楽曲もどれもが良好なので、これでよしとしよう。
本作で初めて名前を知ったルジッカだけど、基本的には好きなタイプのテナー奏者なので、過去盤ではどういうプレイをしていたのか、そちらの方も機会があったら聴いてみよう。本作は演奏だけではなく、録音もテナーだけはメタルのマウスピースを使っている関係で少々硬質ではあるものの、その他の楽器は音質、バランス共にバッチリだし、必要以上にクリアーな音では録れていないのも、曲によってのフュージョン的なカラーを希薄にしていて(その分ジャズ度が増している)好感が持てる。

評価☆☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)


Grace & Gratitude
Karel Ruzicka
Animal Music
2019-02-22

  

--EDIT--

Atlantico / New Easter Island

Dave Schroeder (Chromatic Harmonica, Mongolia Ever Buree, Piccolo, Bass-Fl, Ss)
Sébastien Paindestre (P)
Martin Wind (Ac-B)
Billy Drummond (Ds)
Special guests:
Janis Siegel (Vo)2
Billy Drewes (Ss)1

Recoeded in July 2017 at the NYU Dolan Studio, New York City, USA
Engineered by Tyler McDiarmid
Mixed and mastered by Charles Frossard, Studio Mesa, France
Cover artwork by Ellen Colcord
Graphic design by fasmdesign.com
Booking: jazzpaindestre@hotmail.com
(La Fabric A' Son Label FA05)

1. The House Thet John Built (Dave Schroeder) 4:35
2. New Easter Island (Dave Schroeder) 8:22
3. Le jour d'aprés (Sébastien Paindestre) 6:11
4. Le soupirail (Sébastien Paindestre) 4:01
5. Merg With Virg (Dave Schroeder) 6:35
6. Le jour du vin et de la pivoine (Sébastien Paindestre) 5:45
7. Pont Neuf (Dave Schroeder) 4:32
8. Matamorphose (Sébastien Paindestre) 6:46
9. City Of Light (Dave Schroeder) 5:12
10. Thunder Dance (Dave Schroeder) 4:53
11. L'āme du temps (Sébastien Paindestre) 4:26

フランス人ピアニストのセバスチアン・パンデストルが、「Sébastien Paindestre Trio / Album Paris(16年、別頁あり)」に続いて本作を送ってくれたことに、まずはお礼申し上げます。Atlanticoというバンドを聴くのはこれが初めて。ビリー・ドラモンドが参加しているのが嬉しいし、マーティン・ウィンドやゲストのジャニス・シーゲル(マンハッタン・トランスファー)、ビリー・ドリューズ(「Mark Soskin/17(01年、別頁あり)」「David Berkman / Old Friends and New Friends(15年、別頁あり)」に参加)も知っている名前だけど、実際の演奏は楽曲を提供しているパンデストルと、初聴きのデイヴ・シュローダー色が思っていた以上に前面に打ち出されているのが特徴的。Atlanticoというのは、もしかするとアトランティスと関連性があるのかな。だとするとマッコイ・タイナーの「Atlantis(75年)」がすぐに思い浮かぶのだが、ここでの演奏はあのような荒々しい表現ではなく、アルバムタイトルとなっている2曲目「New Easter Island」では、イースター島の牧歌的なイメージも加味しているあたりに、バンドとしてのオリジナリティが感じられる。それにはシュローダーが用いている楽器が大きく関係。ソプラノがメインではあるけれど、曲や場面によってはモンゴルの角笛、ピッコロ、バスフルート、はたまたハーモニカまで吹いているのがサウンド上のアクセントにもなっている。楽曲は4ビートを中心にラテンタッチなものもありといった感じだけど、どの曲も比較的分かりやすい曲調ながらも、決してありきたりに感じさせないのは、ゲストの2人を含むメンバー各人が調和を取りながらも、きちんと持ち味を発揮しているから。そのおかげでバンドとしてはもちろん、特定の楽器に集中した聴き方をしても、各々の魅力的なプレイが堪能できる。ハーモニカが登場する中盤あたりからはトゥーツ・シールマンス色が強くなっているけれど、そういうのもまた風情があっていい塩梅。全体的にシュローダーに大きくスポットが当たっている分、パンデストルが弾き足りないような気がしないでもないし、もっとアグレッシブな曲があれば更に面白かったと思うけど、バンドのコンセプトとは異なっていそうだし、トータル62分をダレることなく楽しめたので、これで十分だろう。
本作は演奏の良さに加えて、録音も温かみのある各楽器の音質、バランス共に申し分がなくて(やっている音楽にもよくマッチ)、音的にも満足させてくれる。中でも「Blue in Green」のコード進行を用いた9曲目「City Of Light」でのバスフルートのリアルさは特筆もの。そんな良盤ではあるけれど、今のところ国内ではディスクユニオンでしか取り扱っていないようなので、普及するには時間が掛かりそうだ。

評価☆☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)
  

--EDIT--

Jeffrey Burr / Bright Blue

Jeffrey Burr (G)
Ari Hoenig (Ds)
John Hebert (B)1, 2, 3, 4, 5, 9, 10, 11, 12
Steve Doyle (B)6, 7, 8

Produced, engineered, mixed, mastered, arranged, conceived and just generally masterminded by Jeffrey Burr
(自主制作 2002 by Jeffrey Burr)

1. Locomotive (part I) (T. Monk) 2:22
2. Wayne's Refrain (Jeffrey Burr) 5:51
3. Legal Eyes (Jeffrey Burr) 5:19
4. Myoko (Jeffrey Burr) 6:28
5. Poem (Jeffrey Burr) 3:02
6. Say Say O Playmate (Trad.) 4:59 
7. Somewher Out There (from "An American Tail") (J. Horner, C. Weil, B. Mann) 6:53
8. Britht Blue (Jeffrey Burr) 5:46
9. ZombieCavemanRobot (or "Mind Bender") (Jeffrey Burr) 2:07
10. Indestructo! (Jeffrey Burr) 3:29
11. The Logician (Jeffrey Burr) 6:41
12. Han Solo & The Princess (from "The Empire Strikes Back) (J. Williams) 5:44
13. Locomotive (part II) (T. Monk) 3:23

アリ・ホーニグが参加しているので飛びついたけど、てっきり新譜だと思って買ったのに、現物を見たら2002年のリリースだったのにはがっかり。でもこの当時のホーニグはジャン=ミシェル・ピルクやケニー・ワーナー以外ではあまり聴いたことがないので、これでよしとしよう。これが初聴きのジェフリー・バー(?)は西海岸を拠点に活動しているギタリストのよう。パッと聴きではジム・ホールに似ている印象を受けるけど、奏法はもっとシンプルでコードで弾いている場面が多いし、ギターのトーンもふわっとしたものではないので、それなりのオリジナリティは感じられる。オーソドックスな中にも部分的にはけっこうな速弾きもしているけれど、アドリブの構築が曲によってはイマイチ(特にミディアムテンポ以下の曲で)なのが、もしかするとメジャーな存在になれなかった理由なのかもしれない。またお目当てだったホーニグも曲調やメンバーとの相性なのか、ピルクやワーナーとやっているときのような反応が素早くて、なおかつ個性的なドラミングとは異なり、1曲を除いてはごく普通に叩いているのが残念。プレイ的にはむしろベースのジョン・エイベア(「Pete McCann/Most Folks(07年)」「Noah Preminger / Before the Rain(11年)」「Fred Hersch Trio / Floating(14年)」「John Escreet / Sound, Space and Structures(14年)」(各別頁あり)等に参加)やスティーヴ・ドイルのさりげない上手さの方が目立っているね。でもトリオとしての演奏が悪いというわけではないし、オリジナルの楽曲も概ね良好なので(既成曲では12曲目「Han Solo & The Princess (from "The Empire Strikes Back)」のアレンジがいい感じ)、トータル62分をそんなに退屈せずに楽しむことができた。
ギタートリオとしては平均的な演奏だし、録音もギターとベースはまあまあとして、ドラムからはホーニグらしさが全く感じられないのが、音的にも魅力に欠ける要因となっている。

評価☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)

Bright Blue
Jeffrey Burr
CD Baby
2002-05-01


  

--EDIT--

Moutin Factory Quintet / Deep

Francois Moutin (Ac-B, Composition)
Louis Moutin (Ds, Composition)
Jean-Michel Pilc (P)
Manu Codjia (G)
Christophe Monniot (As, Ss)
Therry Peala, Axelle Du Rouret (Back-Vo)1

Recorded by Julien Birot from March 13-16, 2016 at Studio Sextan, Malakoff, France
Mixed by Julien Birot from March 28-30, 2016 at Studio Such Production, Andresy, France
Masterised by Julien Birot on April 7, 2016 at Studio Such Production, Andresy, France
Assistants (Recording): Arthur Gouret and Olicier Mequignon
Executive Production: Association Oxyde
Artistic Production: Francois Moutin and Louis Moutin
Paintings Front Cover and Inside: Axelle Du Rouret
All Photographies by Axelle Du Rouret (Graphic Design: Martin Le Tiec)
(Jazz Family JF009)

1. Love Stream (Louis Moutin) 8:03
2. Hope Street (Louis Moutin) 6:02
3. Fat's Medley (Fats Waller arr. L. & F. Moutin) 5:13
4. Exploded View (Francois Moutin) 7:18
5. A Soothing Thrill (Francois Moutin) 6:35
6. Hell's Kitchen (Louis Moutin) 9:41
7. Shift (Francois Moutin) 5:12
8. Bliss (Francois Moutin) 6:10
9. In the Name of Love (Francois Moutin) 9:38

HMVでもAmazonでもCDを取り扱っていないので入手をあきらめていた本作(2016年リリース)を、Three Tree Recordsのオーナー(マグワイア・ツインズの母親)がムタン兄弟のサイン入りでプレゼントしてくださったことに心よりお礼申し上げます。
フランソワとルイのムタン兄弟は、ピエール・ド・ベスマン、リック・マーギッツァが参加していたリユニオン・カルテット時代(「Moutin Reunion Quartet/Something Like Now(05年、別頁あり)」「Moutin Reunion Quartet/Sharp Turns(07年、別頁あり)」「Moutin Reunion Quartet/Soul Dancers(10年、別頁あり)」等)も相当良かったのだが、ファクトリー・カルテットに名前を変えた「Moutin Factory Quintet / Lucky People(13年、別頁あり)」では、新たにギタリスト(フランク・ギャンバレとビルフリを足して2で割ったような感じのエマニュエル・コジア)を加えることによりサウンド的な変化を図っていたところに、今度はフランソワ繋がり(というか兄弟とは大学時代からのバンド仲間だったよう)でジャン=ミシェル・ピルクまでもが参加しているのだからなんともたまらない。バンドとしての演奏がWRをリスペクトしているように感じられたり、フランソワとルイのデュオでジャズ巨匠の曲をメドレーで1曲入れるスタンスはリユニオン・カルテットの時代から変わらないけど、それでいてマンネリ感が一切ないのは楽曲やアレンジ自体がカッコいいから。それに加えてコジアとクリストフ・モニオが前作以上に強力になっているし、ピルクも持ち味(いい意味で変態的な)を存分に発揮とは言い難いものの、バンドの一員になり切ったプレイをしているのはむしろ好印象。もちろんムタン兄弟のプレイも聴きもので、特にフランソアはテクニックにおいても表現力においてもより一段と磨きのかかったプレイで楽しませてくれる。でもバンドとしては、リユニオン・カルテットの方がもっとインパクトがあったような気がしないでもないけどね。動と静のバランスはこれでいいとしても、できればハッとさせるようなトリッキーな曲がもう1曲ぐらい入っていれば更によかったと思う。
ということで本作は100点満点といったわけではないけれど、いかにもムタン兄弟らしいセンスのいい演奏には満足するし、録音も各楽器の質感、バランス共に申し分がなく、中でもベースの音の良さは特筆ものなので、3年遅れの5つ星としよう。

評価☆☆☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)


Deep
jazz family
2016-08-26

  

--EDIT--

Tony Bennett & Diana Krall / Love Is Here to Stay

Tony Bennett (Vo)
Diana Krall (Vo)
Bill Charlap (P)
Peter Washington (B)
Kenny Washington (Ds)

Produced by Bae Bennett & Bill Charlap
Executive Producer: Danny Bennett
Mixed by Dae Bennett
Assistant Engineers: Nate Odden, Billy Cumella
Masterd by Greg Calbi at Sterling Sound, New York, NY
Recorded at Avatar Studios, New York, NY
and Electric Lady Studios, New York, NY
Tony Bennett Management: Danny Bennett
RPM Music Productions, Inc., New York, NY
Diana Krall Management: Steve Macklam, Sam Feldman
Macklam Feldman Management Vancouver, BC, Canada
A&R Administration: Evelyn Morgan
A&R Coordination: Femi Ouafowokan
Release Coordination: Mandy DallaCorte
Package Coordination: Natalic Weber
Production Manager: Rafacla Hernandez, Eric Neuser
Publicity: Sylvia Weiner, Julia Casey
Creative Direction: Josh Cheuse
Photography: Mark Seliger
Design: Coco Shinomiya
(Verve 6795725)

1. 'S Wonderful (George Gershwin, Ira Gershwin) 2:52
2. My One And Only (George Gershwin, Ira Gershwin) 2:50
3. But Not For Me (George Gershwin, Ira Gershwin) - Diana Krall Solo 3:07
4. Nice Work If You Can Get It (George Gershwin, Ira Gershwin) 2:45
5. Love Is Here To Stay (George Gershwin, Ira Gershwin) 4:28
6. I Got Rhythm (George Gershwin, Ira Gershwin) 2:00
7. Somebody Loves Me (George Gershwin, George De Sylva & Ballard McDonald) 3:42
8. Do It Again (George Gershwin, George De Sylva) 2:55
9. I've Got A Crush On You (George Gershwin, Ira Gershwin) 4:00
10. Fascinating Rhythm (George Gershwin, Ira Gershwin) 2:43
11. They Can't Take That Away From Me (George Gershwin, Ira Gershwin) 3:25
12. Who Cares? (George Gershwin, Ira Gershwin) - Tny Bennett Solo 1:59
13. How Long Has This Been Going On? (George Gershwin, Ira Gershwin) - Diana Krall Solo 4:13
14. A Foggy Day (George Gershwin, Ira Gershwin) - Tony Bennett Solo 2:27
All arranged by Bill Charlap, except "But Not For Me" arranged Bill Charlap & Diana Krall

トニー・ベネットには全く興味がなく、アルバムは1枚も所有していないのだが、大好きなダイアナ・クラールとの共演盤で、しかもバックがビル・チャーラップ・トリオとなれば買わないわけにはいかないだろう。本作は曲目を見ると分かるとおりのガーシュウィン集だけど、その名曲群をベネットは年齢に応じて無理しない程度に、またクラールはそんなベネットを労わるかのように歌っているのが素敵。ベネットの歌声には昔のような張り艶がなくなっているけれど、この枯れた味わいがむしろジャズ的でいい感じだね。クラールは前作「Diana Krall / Turn Up The Quiet(17年、別頁あり)」の方がもっとよかったと思うけど、いずれにしても二人のデュエット(中にはソロで歌っている曲もあり)をたっぷりと堪能できると同時に、チャーラップ・トリオとしての見せ場も思っていた以上に多く用意されていて、ヴォーカルものを好んでは聴かない私をも気分よくさせてくれる。これでクラールがピアノを弾いている曲も何曲か入っていれば更によかったと思うけど、それだとチャーラップと比べられるだろうし(クラールも充分上手いけど)、アルバム製作の主導権を握っているのはベネット側の方なので致し方ないだろう。
ベネットのアルバムを買うのは、たぶんこれが最初で最後になると思うけど、リラックス感のあるクラールとのデュエットには大いに満足。本作は録音もヴォーカル、各楽器共に温かみのある良い音(音楽的な)で録れていて、オーディオ的にも楽しませてくれる。

評価☆☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)


Love Is Here To Stay (+ 2 Bonus Tracks)
Tony Bennett & Diana Krall
Verve
2018-09-14

  

--EDIT--

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