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Pearlの単板スネア(Custum Classic CL1455S/G)のスナッピーが1本切れてしまったので、ビル・スチュワートやクラレンス・ペンが愛用しているというCANOPUSのVintage Snare Wire CPSL-14DRに交換してみた。
先日のジャズバンド練習でさっそく叩いてみたけれど、これまで気に入らなかった金属的な刺激音が減少して、Slingerlandあたりのヴィンテージ・スネアを思わせるような、歯切れがいいながらもいい意味で枯れた味わいのサウンドに様変わり。おそらく余分な倍音(というか変な響き)が出にくくなったことが関係しているのだと思うけど、これでようやくメイプル単板本来と思われる音色が楽しめるようになった。
それにしてもスナッピーと付属のコード(紐)、ついでにだいぶへたっていたスネアサイド・ヘッドを替えただけで、ここまで音が変わるとはビックリ。純ジャズにもよくマッチするので、同じくPearlのデニチェン・モデルや、SONORのスネア(Artist Series、AS 12 1406 CM)のスナッピーも調子に乗って交換してしまいたい気分になったけど、これらについてはそもそもスナッピーの本数自体が多いので、音の良し悪しは別として、違いが顕著に現れるのは確実だろう。