液晶テレビを購入してから3ヶ月が経過。とても綺麗な画質には満足しているのだが、薄型の筐体に無理があるのか、音だけはどう調整しても以前のブラウン管テレビの方が良かった。(このことにはテレビ購入時の記事でも触れている)
そこで思い立ったのが外部スピーカーとの接続。これまでも映画等のDVDは、DVDレコーダー、AVアンプ、5.1chスピーカーの本格的なサラウンド・システムで観ているのだが、普通のテレビ番組に関してはそこまで大掛かりにはしたくない。サラウンド放送は別として、単なるステレオ放送にはサブウーファーの重低音や、リアスピーカーへの音の回り込みは必要ないからね。ましてやピュア・オーディオの方にも組み込みたくはないので、これらとは別口で新たなシステムを構築することにした。
幸いなことに、サラウンド・バック(7.1ch)用に入手して今現在は使っていないBOSEのスピーカーが1セット余っていたのと、AVアンプの設定を変えるだけでサラウンド・バック端子をスピーカーB端子に変更できることがあらかじめ分かっていたので、全くお金をかけることなく手持ちの装置だけで上手くいった。狭いスペースにスピーカーをセッティングするのには少々手こずったけどね。
でその音質だけど、テレビ内蔵のスピーカーとはやはり雲泥の差がある。人間の声はもちろんのこと、あらゆる音の質感が向上し(何年も使っていなかったスピーカーがこなれてくるとさらに良くなるだろう)、これでテレビを観るのがますます楽しくなった。
これからは内蔵スピーカー、2chスピーカー、5.1chスピーカーと、TPOに応じて使い分けることにしよう。