07

Aaron Goldberg(P)
Reuben Rogers(B)
Eric Harland(Ds)
Luciana Souza(Vo)3
Kurt Rosenwinkel(G)9
Rec. Dec7,15,17,18th, 2003

新譜だと思ったら2003年録音だった。どうやら今までレーベル探しに時間がかかっていたらしい。
アーロン・ゴールドバーグ(1974年、ボストン生まれ)を初めて耳にしたのは確かジョシュア・レッドマンのバンドだったと思うけど、実はあの頃のジョシュアは音楽的にあまり好きなほうではなくCDを買っても1回しか聴いてなくて、当然のことながらアーロンの印象も薄い。
注目するようになったのはやっぱり彼自身のリーダー作「Turning Point(99年)」「Unfolding(01年)」あたりからかな。とても上手いんだけどなんか優等生的でいまいち心に響くものがない感じ。でも嫌いではない。なによりも一緒にやっているメンバーがいいからね。
最近のものではKlemens Marltl/Ocean AV.(別項あり)でも弾いていたっけね。これはかなりモーダルでいい感じだった。

本作は過去の2作品と同じルーベン・ロジャースとエリック・ハーランドというとてもおいしいメンバー。もうこれだけで買いたくなっちゃう(苦笑)
全10曲はアーロンのオリジナルが主体だが、最初の曲でちょっとビックリ。なんかヨーロッパのピアニストによくあるタイプのリリカルな感じで、ピアノのアルペジオにアルコが絡んだりしている。ハーランドは手叩きだし。これは路線変更しちゃったのかなあなんて残念に思いながら聴いていたけど、結局3曲目まではヨーロッパ調だった。
で4曲目からいよいよ本領発揮でかなり緻密なアレンジの4ビートが登場してくる。うん、やっぱりこれですよ。決して熱くなるような演奏ではないけどこの知的なクールさはカッコいいよな~。
続く5曲目も6曲目も良いけれど、7曲目の思いっきり高速テンポの4ビートにはぶったまげですよ。これほど速いのも最近ちょっと聴いたことがないなぁ。キメも多いしね。ここでのハーランドは長めのドラムソロで頑張っている。
8曲目では珍しくルーベンのエレベを聴くことが出来る。まあテクニック的には普通だけど。
9曲目のゲスト参加のローゼンウィンケルのギターがこのアルバムに変化を与えていていいんじゃないかな。
ラスト曲はエンディングといった感じであっけなく終わります。

評価☆☆☆ (☆最悪!、☆☆悪い、☆☆☆普通、☆☆☆☆良い、☆☆☆☆☆最高!)