Dave Grusin(Key)
Grover Washington(Ss)
Ron Carter(B)
Anthony Jackson(B)
Francisco Centeno(B)
Steve Gadd(Ds)
Ralph MacDonald(Per)
Dave Valentin(Fl)
etc.

ディブ・グルーシンのセカンドアルバム(77年録音)。
ファーストは76年にシェフィールドに吹き込んだ「Discovered Again !」のようだが、この音の良い(ダイレクトカッティング)レーベルのは輸入盤だったし高価だったので私としては聴かずじまいに終わっている。
本作はCD化された時には夕日の中を馬が走っているようなジャケットに変更されていので、もしかしてこのLP(オリジナルジャケット)は貴重盤として今頃は高値がついているのかな?

77年といえばクロスオーバー全盛時代。それまでは作・編曲家として主に映画音楽やTVの仕事で有名だったグルーシンが、同じ西海岸のスタジオ・ミュージシャンであるリー・リトナーのジェントルソウツに参加したりして、ピアニストとしての実力も認められ超有名になっていた頃だよね。
それと忘れてはならないのが75年にエンジニアのラリー・ローゼンと組んでGRPレーベルを設立したこと。アール・クルー(別項)やノエル・ポインター等のアルバムはすでに発表していたグルーシンだが、自己のアルバムはこの頃になってようやくリリース。よほど忙しくて自分のことには手が回らなかったんだろうなぁ。

このLPは聴かなくなってからすでに20年以上も経過しているので各曲の記憶はほとんど残っていないのだが、異様にガッドがカッコいい「モンタージュ」と、ヒューバート・ロウズのサンフランシスコ・コンサートやハービー・メイスンのアルバムですでに取り上げられていた「モダージ」だけは覚えている。特に「モダージ」は昔やってみたかった曲の一つだったね。というか今でもやりたいです。