Milt Jackson(Vib)
Hubert Laws(Fl)
Cedar Walton(P)
Ron Carter(B)
Steve Gadd(Ds)
Freddie Hubbard(Tp)B2
Herbie Hancock(P)B2
Billy Cobham(Ds)B2

実はMJQのアルバムは一枚も持っていない。昔はあの「室内楽」的なサウンドとコニー・ケイのドラミングがたまらなく嫌いだったんだなぁ。年を取ったせいか最近ようやく聴けるようになってきたが、まだアルバムを買うところまでは至っていない。そんな私だけれども、個人としてのジョン・ルイスとミルト・ジャクソンは昔から好きで、彼らのリーダー作はずいぶんと買ったな。
ミルトの私的ベストがこの「グッドバイ」である。74年に発表されたCTI盤なのだが、まずはメンバーが凄いよね。まあ、なにもこのアルバムだけではなくCTIレーベルやKUDUレーベルはどんなのでも豪華メンバーでやっているんだが。
ミルトの音ってとても暖かいんだよな。ゲイリー・バートンと比較すればビブラートの掛け具合が若干大きめなのかな。それとマレットのタマが大きめでしかも柔らかかったような。このバイブの音色だけで何となく心が和むのは私だけだろうか?
スティーブ・ガッドの4ビートを初めて聴いたのがこのアルバムだったのだが、なんかエルビン・ジョーンズをうんと洗練したようなドラミングで私をあっという間に虜にしたっけな。
で、この頃からガッド集めがスタートしたわけだ。何度も書いているが当時のガッドはカッコ良すぎだよ!!

このあとの作品「オリンガ」の頃来日したミルトを観に行ったのが初めての外タレ体験だったかな。
うん?同じ頃マックス・ローチも観ているぞ。どちらが先だったのかもはや記憶が定かではない(苦笑)