Antonio Hart(As,Ss&Fl)
Mark Gross(As)
Chris Potter(Ts)
Gary Smulyan(Bs)
Robin Eubanks(Tb)
Jonathan Arons(Tb)
Josh Roseman(Tb)
Taylor Haskins(Tp,Flug)
Alex“Sasha”Sipiagin(Tp,Flug)
Duane Eubanks(Tp,Flug)
Steve Nelson(Vib,Mari)
Dave Holland(B)
Billy Kilson(Ds)

チック・コリアはR.T.Fを結成する前にフリージャズをやっていた時期があった。私はフリーはあまり好きではなかったのだが、チックのに関してはとても知的で洗練されていて、なによりもドラマーのバリー・アルトシェルの小間物多様系ドラミングがとてもカッコよくて私は当時のアルバムは全て集めたのだった。(ソング・オブ・シンギング、A.R.C、サークル)そこのベーシストがデイブ・ホランドであった。
サークル解散後、ホランドはディジョネットという良き相棒とともにECMレーベルで活動。
80年代にM-BASEなるものをスティーブ・コールマンらと旗揚げしフリーやロフト系の若い人たちとずいぶんと競演している。この頃からかな?自己のアルバムで変拍子、変小節の曲が多くなり、ベースラインはパターンを決めて黙々と弾くようになって来たのは。あと、コードを自由にするためかピアニストはあまり使わなくなったり。
以降、現在までホランドの根底にはいつもフリージャズがあるんではないかと思うね。

ホランドのビッグバンドものは何枚か出ているが、やっている事はM-BASE的なコンボの延長なんだよね。
したがって、ベイシーやエリントンらの伝統的なビッグバンドとは音楽的にぜんぜん違うことをやっていて、基本的には4ビートが少なく(いわゆるスウィング系ではない)、メロディーも口ずさめるようなキャッチーさが全くないという点。ヨーロッパのビッグバンドにもこういうタイプがとても多いんだが、やはりフリー系からの流れなんではないかなと思う。アドリブ部分なんかはそれだけ聴いていればもろフリーの人が何人か入っているしね。
それにしても、最近のホランドのパターンで黙々と弾いている様は不気味でカッコいいな~。(去年の東京JAZZでもそうでした)