Eric Alexander(Ts)
Mike Ledonne(Organ)
Peter Bernstein(G)
Joe Farnsworth(Ds)

メンバーを見てお気づきになった方もおられるかも知れないが、矢野沙織の新譜Sakura Stampのバックメンバーである。矢野ちゃんにはこの他にゲストでニコラス・ペイトン(Tp)も参加している。
さて、矢野ちゃんである。今回で3枚目のリーダーアルバムで、今年19歳になる。彼女は14歳の時に自らをライブハウスに売り込みに行ったりして、その結果が今につながっているようだ。好きな音楽はバップで、フュージョン系には興味なしと徹底してジャズまっしぐら。セッション等で腕を磨き、CDを出すごとにその成果は表れている。しかし・・・果たして、これだけ騒がれているほどの実力者かどうか?
私が思うには、「女性」「若い」「かわいい」等、単なるアイドル感覚でみんなにチヤホヤされているんではないかと。つまり、本来実力勝負であるジャズの世界とは別のところで評価されているような気がしてならないのだ。実際私も○○ちゃんと書いてしまっているし・・・
まあ、これからもどんどん上達して行くと思うので、もう少し温かく見守ろう。

話をアニバーサリー・カルテットに戻さないとネ。
彼らはあちこちのセッションで顔を合わせているいわゆる「仲間たち」である。
気心が知れているためどんな曲をやっていても相手の出方が分かるので、演奏そのものが非常に安定している。今回のCD(新譜です)はライブ盤なのだが、そのリラックスした演奏は気持ちいいね。
5年ほど前にエリックを(Dsのジョーもいました)ライブで見て、その後一緒に飲ませて頂いたのだが、彼らって本当に人柄がいいんだよね~。まあ結構おんな好きではありましたが。
6曲目のチェロキー、この超アップテンポの曲を、彼らがベロベロに酔っ払って演奏していたのを思い出すな~。

矢野ちゃんのバックを気に入った方におススメするCDです