Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Bill Evans(Sx)
Randy Brecker(Tp)
Hiram Bullock(G)
David Kikoski(Key)
Victor Bailey(B)
Steve Smith(Ds)

全員がリーダーとして数々のアルバムを発売しているのだが、ここではビル、ランディ、ハイラムの曲を演奏している。いや~懐かしいっていう曲ばかりで感動のあまり聴き終わった時にはもう放心状態。
それにしても平均年齢が50歳ちかいこのオヤジバンドのなんとパワフルなことか!!20~30代の人たちにぜひとも見習って欲しいものである。
このCD、いわゆるフュージョンなのだが、今はやりの軟弱なスムースジャズ系とは違いかなりハードな演奏をしている。アドリブ奏者のバトルがあったり、それにバックが絡んだり、まさに格闘技としかいいようがないほどのスリルさはジャズそのものだね。
隠れた聴き所はアコピを弾いている時のデビッド・キコスキであろう。彼はどちらかと言えばジャズ畑の人間で、Criss Crossレーベル等でもろジャズを演っているのだが、ここでもまたその実力が十分に発揮されている。カッコいいフレーズのオンパレードで好きな人にとってはたまらない魅力であろう。

輸入盤は日本盤より3曲多いのでまだ買っていない方には輸入盤のほうをお薦めします。

--EDIT--



ウェックルとの出会いはフレンチ・トーストまでさかのぼる。おそらく彼の初レコーディングだったのではないかと思われるが、確かスティーブ・ガッドもアルバムに参加していて、そのときに感じたのが「いよいよガットを越す新人ドラマーが現われてきたな。ガットよりも上手いよ」と言うことだった。当時まだ20代前半だったウェックルはその後ミシェル・カミロ、ビル・コナーズ、スティーブ・カーンといったハードフュージョン系のミュージシャンから声がかかるようになる。。
ほどなくして、チック・コリアのエレクトリックバンドに参加。その後の活躍は言うまでもないが、とにかく彼は引出の限界がないのではと思うほどに次々と新しいワザ(フレーズ)を開発している。
彼のドラミングの特長はルーディメントを完璧にマスターした上でそれを両手両足に応用させている。その理論に裏付けされたテクニックがあるからこそあらゆる音楽やリズムに対応できるのだ。
ジャズドラミングも素晴らしく、特にアドリブ奏者に瞬時に絡んで行く様はドラミングに関してのみならず音楽そのものを十分熟知している証拠であろう。
2003年の暮れにウェックルバンドの2枚組みライブCD(輸入盤、現在入手困難)が発売され、私の愛聴盤になっているが、何度聴いても彼のドラミングからは新しい発見がある。
まさにドラマーの鏡ウェックル、そのフレーズは今もなお世界中のプロ、アマドラマーに盗み続けられていて、今後もトップランナーとして活躍し続けて行くことであろう。

--EDIT--



Eric Reed(P)
Ron Carter(B)
Al Foster(Ds)

わぉっ、録音がいいね~。おもわず確認したらなんと録音は私の大好きなTroy Haldersonではないか。
以前はヴィーナスレコードでしょっちゅう名前が出ていたのだが、最近なかなかレコーディングしてくれなくて(他レーベルでも)どうしているのかなと思っていたところである。
いきなりの出だしの音が厚くて太い! この音この音、待ってましたよTroy先生。
このピアノの音は決して生のピアノの音ではないのだが、ガッツがあっていかにもJazzを演ってますって感じの音なんだよね。Eric Reedのピアノとは相性バツグンです。
よく聴けばドラムスのタムなんか倍音成分もキッチリと入っていて、生々しい事このうえないネ。
あと、Ron Carterのベースもゴムが伸びたような音でなく、一音いちおんが明確に聴こえてくるし。
前作の印象派のメロディーやクレオパトラの夢もこんなに録音が良かったっけ?と見てみたらJim Andersonでした。どおりでそんなに録音がいいとは感じなかったわけだ。

3人の演奏の素晴らしさは言うまでもないし、ピアノトリオのCDとしてはとりあえず今年のベスト盤と言う事にしておこう。

--EDIT--

↑このページのトップヘ

google-site-verification: google878c7206ee6d4f7b.html