Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



ジョン・マクラフリンのマハビシュヌ・オーケストラでの彼のドラミングを聴いた時は本当にショックを受けたもんですヨ。その前のマイルスのジャックジョンソンとかでも耳にはしていたが、何と言ってもコブハム=マハビシュヌでしょうな。1971年の「内に秘めた炎」1973年の「火の鳥」での変拍子の嵐と手数の多さは、それ以降のドラマー達に大きな影響を与えることになる。ビジュアル的にはfibesの透明なドラムを使っていてカッコよかったな~。あとツインバスは当時はBBAのカーマイン・アピスとか数えるほどしかいなかったと思う。彼は左利きにもかかわらず右利き用セッティングで演っているからかどうか分からないが、とにかくスネアとHHのコンビネーションやフィルインがとても変(カッコいい意味で)なのよね。
コブハムの代表作としては上記のほかにはアトランティック盤の自己リーダー作「スペクトラム」「クロスウインド」「皆既食」「シャバス」が挙げられる。いずれも当時流行した組曲風な曲を演っており、今聴いても全く古臭さを感じさせない程の素晴らしさである。ちなみに、今や超ビックなランディとマイケルのブレッカー兄弟が、まだブレッカー・ブラザースを結成する前にこのバンドに加入していたのはあまり知られていないかも・・・
コブハムはもう60歳ぐらいじゃないかな?スイスに移住してからは主に輸入盤でしか情報が入って来なくなってしまったので、一般的には過去の人になっているのかもしれないな。近作としてはArt Of Three(ジャズを演ってます)やCulturemixという新バンド(フュージョン)でColoursというCD(輸入盤)を出したりとコンスタントに活動はしているので、興味のある方は輸入盤をあたりましょう。
さすがに最近は昔のように手が動かなくなって来ているが、それでもときたま見せるドラムソロなどは往年の凄さを感じさせる。
コブハムは永遠に私のアイドルなのである。

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Alexander Schimmeroth(P)
Matt Penman(B)
Jeff Ballard(Ds)

本日CDプレーヤーが故障してCDを入れてもうんともすんともいわない。普通であればCDを入れた時にキュルッと音がしてCD情報を読み取るハズなのだがそれすらないのだ。使用機種はビクターXL-Z999EXで定価が65万もしたヤツである。6~7年は使っているだろうか?いい音で鳴っていたのにな~。
しょうがないのでCDウォークマンを引っ張り出してきてオーディオセットに接続する。
「まあまあ、聴けない訳じゃないな」と言う事で、しばらくはこの音で我慢しよう。

Alexander Schimmerothは初めて聞く名前のピアニストである。Fresh SoundレーベルのNew Talentシリーズからのリリースなので当然であろう。何をかくそう私はこういう新人のCDを買うのが大好きなのである。はたしてどういう演奏をしているのだろうという楽しみがあるからだ。
ライナーノーツをチラッと見るとドイツ人で現在32歳、1999年にNew Yorkに渡ったと書いてあるようだ。
ヨーロッパのピアニストといえばあまり4ビートを演らないで主に空間を意識したリリカルな演奏(ECMのような感じかな)というイメージが強いのだが、彼はアメリカに渡っただけあって、きちんと4ビート主体で演っている。
8曲中2曲がスタンダード、後はオリジナルのようだがなんか全曲いいよ~。全曲いいCDってあまりないんだよね。ピアニストとしてもいろんな人を吸収していながらもそれをあまり感じさせないし。
これは将来伸びそうな予感がプンプンして期待大である。
バックで叩いているJeff Ballardがなかなかいい味をだしてさすがだな~。

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ジェフ・ワッツ・・・ウィントン・マルサリス・カルテットの初代ドラマーとしてデビューし、今やコルトレーンタイプのサックス奏者やハンコックタイプのピアニストから引くてあまたの存在である。
ドラマーのタイプを「知性派」「野獣派」に分けるとすれば彼は完全に野獣派だよね。アドリブ奏者が乗ってくるとそれに負けずとバックであおりまくり、その凶暴性がフロントに乗り移ってアドリブもますます熱くなり、するとまたまたドラムが・・・キリがないな。
そういうワッツのドラミングの原点はやはり故エルビン・ジョーンズであろう。彼もまたコルトレーンと壮絶な戦いを繰り広げてきた男。二人に共通する野獣性はやはりアフロの血というものなのかも知れない。
そういう彼であるが曲作りに関してはかなり知的である。曲の途中にファンクビートを取り入れてみたり、おもしろいリズムに凝ってみたり、テンポを工夫してみたりと歴史のあるジャズという音楽に新しい風を取り入れようと一生懸命だ。

ワッツのおすすめ盤としては去年リリースされた自己のバンドでのDETAINED at the Blue Note(輸入盤)。これは大傑作で最近発売のCDの中ではベスト10に入ります。

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