Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Kasper Villaume(P)
Jesper Bodilsen(B)
Morten Lund(Ds)

別項でも書いているが私は新譜(新人)買いの人間である。誰よりも早く新人を見つけて、気に入った人のはとことん追い続けるタイプなのでCDが異常に増えてくるのだ。そんなCDの中には「買って失敗した~」というのもかなりあるのだが、しょうがないよね。聴いて見ないうち分からないからね。でもそんな失敗したCDが沢山あるからこそ、いいCDがホントに良く聴こえるんだよネ。

デンマークのピアニスト、キャスパー・ビヨームはそんな私のお気に入りの一人。現在30歳。
デビューは前作のStuntレーベル盤Outrun。これを聴いてこの人はうまいなと思っていたら、日本のM&Iがマシュマロレーベルで出してくれたのが本作品(第2作目、2002年発売)である。うれしいよね。日本のプロデューサーの中にもちゃんと分かっている人がいて。ただ、キャスパーはオリジナル主体の人なのだが、ここではほとんどスタンダードをやっているので、これは日本側の要望なのかもしれない。でもいいや、演奏がすばらしいし、選曲がいいし、私の好きなエスターテまで入っているからネ。この曲はミシェル・ペトルチアーニで聴いて一発で好きになった曲だが、最近は妙にミュージシャンの間で流行っているようであちこちのCDで聴くことができ、非常にうれしい限りである。
キャスパーのピアノは数多くの巨匠たちのものを吸収していて、いちがいに誰それ風ということは出来ないのだが、そこが彼のいい所かもしれない。曲によって表情を変える事ができるからね。

第3作目#2(2003年発売、輸入盤)ではこれまた私の大好きなチック・コリアのQuartet#2をやっているし、第4作目117 Ditmas Avenue(2004年発売、輸入盤)では、なんとキャスパーが憧れだったという(これは初耳でしたね)Jeff “Tain”Wattsと競演したりと、なんか私の好きなことばかりやってくれるのでとてもありがたい存在です。

--EDIT--



今から17~18年も前の話であろうか。つぶれかかっていたブルーノート・レーベルが起死回生を狙って新生ブルーノートとして新人やベテランの獲得に乗り出したのは。その時の新人を集めて結成されたのがOTB(Out Of The Blue)であった。そのリーダーがラルフ・ピーターソンである。
2枚のアルバムを残してその後は解散してしまったのだが、メンバーの中で今でも派手な活躍をしているのはラルフぐらいかな。(でも最近のものはほとんどはCriss Crossとかの輸入盤でしか聴くことが出来ないが)

彼のドラミングの特長は一言でいえば「音が大きい」である。なんかいつもフルパワーで叩いているような気がする。スティックも太いのかな?あと、かなり我が強くて強引な感じがするネ。むずかしいフィルインをやって破綻しそうになるぎりぎりのところで帳尻を合わせた見たり。そんなところが大好きで、私などは「もっとやれ~」とスピーカーの前で一人で興奮しているのだ。このスリル感はたまりませんな。なんかマイルス~VSOP時代のトニーを彷彿させるものがあるんだよね。

別項のルイス・ナッシュとは正反対のドラマーである。

おススメ盤はCriss Crossレーベルのリーダー作Tests Of Time
いつもどおり暴れています。

--EDIT--



Billy Sheehan(B)
John Novello(Key)
Dennis Chambers(Ds)

ナイアシンの3年半ぶりの新譜である。このバンド、一時的に結成されたものかと思っていたらもう5作目、本気だったんだね。全部持っています。
実は私はビリー・シーンもジョン・ノベロも全く知らない人なのである。最近はロックのほうにまで手が回らなくて。つまりは「デニチェン買い」だったわけなのだが、第一作目を聴いてすぐにこのバンドのファンになっちゃいましたネ。シンプルなトリオという編成でDsがデニチェンであれば当然予想していたことではあるが、私の大好きなハード系フュージョンじゃないですか。最近こういうのが少ないんだよね。

ブルーノート東京のライブもレーザー(うっ、古い)で持ってますが、3人とも凄いです。でも、笑っちゃたのが後半でやっているバードランド。ビリーのメロディのハーモニクスがとてもヘンです。違う音が出てるヨ~。まあこれはご愛嬌ってことで・・・

本作品も1曲目の出だしのキメから凄いですな。それにしてもデニチェンって譜面を読めないハズなのに、どうしてこんなに難しいフレーズをユニゾンできるのだろう(なにもこのCDに限った事ではないが)?しかも1~2回のリハで完璧に合わせる事ができるそうで、恐ろしいとしか言いようがないネ。
さらに、おぼえた事は忘れないようだし・・・
ジョンのオルガンはジャズを聴いている耳ではごくあたりまえにしか聴こえないが、ビリーはなかなかの逸材ですな。ほとんどギター感覚でベースを弾いているし、なによりもチョッパーをやらないのがいいね。(ジャコ以降チョッパーのブームは終わっているんだよネ。隠し味でちょっとだけやるのは許せるんだが)こういうタイプではブライアン・ブロンバーグが最高!!

6作目も早く聴きたいな~。

--EDIT--

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