Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。

Antonio Farao/Encore(輸入盤)

Antonio Farao(P)
Martin Gjakonovski(B)
Dejan Terzic(Ds)

ハンコックタイプでものすごいスピードで突っ走るハードなイタリア野郎、というイメージがあるファラオだが、本作品ではおちついたテンポの曲が多いためか、ちょっと方向転換して彼のソフトな部分にスポットが当てられているようだ。
キース・ジャレットの「カントリー」風な1曲目からして、今回のアルバムは今までのヤツとはちょっと違うなと・・・
ほう、こんなのもやるんだね。いい雰囲気ですな~などと思わず感心する。
この人、よく聴けばチック・コリアのフレーズが見え隠れしていているんだね(曲作りに関してもコリアのスリー・クァルテット時代当たりを参考にしていたりして)。あとヨーロッパのピアニストに良くあるキース的なところも当然見受けられるし。つまり、先輩ピアニストたちを「いいとこ取り」しているわけだ。まあ、最近のピアニストはほとんどが「いいとこ取り」している人たちなのだが、それをいかに自分のモノに吸収できるかということが大きな課題なんだよネ。その点ではファラオは満点でしょうな。

ベストは7曲目、いつもながらのアップテンポな曲での疾走感はたまりません。
あと、ファラオのアルバムにはほとんど参加しているDejan Terzic(なんて読むんだろう?)のドラミングはいつ聴いてもカッコいいです。

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たまにメセニーを食っちゃうドラマー、アントニオ・サンチェス。私の周囲ではその辺が賛否両論だが、私としてはもちろん賛成派である。だってメセニーはサンチェスのそんなところが好きだからこそ彼とやっているんだものね。ストーリー性のある曲の進行にちょっとしたアバレの欲しい時はサンチェスの出番ってわけで、GとDsの壮絶なバトルなどは非常に聞き応えがありますね。

さてそのサンチェスであるが、やっているフレーズの全てが難解なので、私にとって見れば絶対コピーできない不気味ドラマーの一人。
例えば左足。HHの横に置いてあるカウベルでの2~3クラーベ(ウンタンタンウン、タンウタウンタン)。いくらラテン系(メキシコ人です)の人とは言え、なにもこのフレーズをやりながらドラムを叩かなくともいいのではないかと思うほど見せつけてくれますね。フリーなドラムソロになってもまだやっていたりして・・・
(この左足クラーベ、エルネグロや神保彰等もやってます)
この人たちの頭の構造は一体どうなっているんだろう?

パットの他にはMブレッカーと来日したり、ダニーロ・ペレス、デビッド・サンチェス、アビシャイ・コーエン等のアルバムに参加したりと結構幅広く活躍しているサンチェスであるが、その複雑怪奇なドラミングでますます私の頭をウニ状態にさせてくれるであろう。

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CDプレーヤー  ビクター XL-Z999EX
プリアンプ    アキュフェーズ C-2400
パワーアンプ   アキュフェーズ P-5000
スピーカー    JBL K2・S5500

現在の使用装置です。
記事は後程UPしていきます。

--EDIT--

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