Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Orrin Evans(P)
Ralph Bowen(As,Ss)
J.D.Allen(Ts)9
Mike Boone(B)
Eric Revis(B)5,7
Rodney Green(Ds)1,2,3,5
Byron Landham(Ds)

オリン・エバンスはDsラルフ・ピーターソンの一派である。当然一筋縄ではいかないような、かなりとんがったピアノを得意とする人だが、バラードとかは逆にとてもきれいに弾いていたりもする。タイプ的にいえばハンコックにセシル・テイラーが少し混ざったような感じかな。
Hシルバーの1曲を除いてオリン他のオリジナルをやっているが、なぜか原朋直の曲が2曲入っている。前に一緒にやっていたっけ?日本人のオリジナルを取り上げてくれるのってうれしいよね。
変拍子ありむずかしいリフありと結構難解な曲が多いのだが、その辺をあまり感じさせないような曲作りになっているのでとても自然に聴けるね。こういうところは日本で最も新しいジャズをやっているEQとかにも通じる部分で最近のジャズメンたちの流れでもある。ところが、ごく一部の批評家(寺島さんです)が「若いミュージシャンはつまらないオリジナルばかりやっていてダメだ」などと暴言をはいていたりしてちょっと気になるネ。でも「コルトレーンを聴けない派」だからしょうがないか。要は難しいのは嫌いだってことでしょう?ただ、寺島さんに関しては自分でちゃんと新譜CDを買って、それの良し悪しを言っているのだから、私は一応尊敬していますが・・・
なんでも決め付けたようなものの言い方が悪いのかも知れないですな。

こういう系統の音楽はドラマーが上手くなければダメであって、もちろん本作品のロドニーとバイロン(別項でぜったい伸びますと書いたが、やはり凄いです)が素晴らしいテクニックで鼓舞しているので、曲がいきいきとしております。

--EDIT--



私にとっては過去の人シリーズ第一弾

私はガッド・フリークであった。70~80年代前半に聴いていたものとして、

CTI時代の参加作品全部   アル・ディメオラ/白夜の大地、エレガント・ジプシー
リー・リトナー/キャプティンズ・ジャーニー他   スタッフ/スタッフ他
ポール・サイモン/ワン・トリック・ポニー     スティーブ・カーン/タイトロープ他  
深町純/デラックの海、NYオールスターズ・ライブ他   アール・クルー/フィンガー・ペィンティング他 
チック・コリア/妖精、マイ・スパニシュ・ハート、マッド・ハッター、フレンズ、スリー・クァルテット   
ステップス/スモーク・イン・ザ・ピット

まだまだあるのだが、キリがないのでやめとこう。(上記アルバムは毎日のように狂って聴いてました)
ガッド・フリークだったのはステップス時代までで、その後のウェックル出現以降は今度はウェックル・フリークに転向。基本的には手数の多いドラマーが好きなんだよネ。逆にだんだんシンプルになっていたガッドのマンハッタン・ジャズ・クインテット時代やガッドギャング時代、エリック・クラプトン時代などのものはCDは持っているが「ガッドいいな~」とは思えなくなってしまったのである。つまり私にとっては過去の人というわけですな。
そんなガッドがドラミングで残した功績は偉大なものである。以降のドラマーが多かれ少なかれなんらかの影響を受けているハズ。特にルーデメントの大切さを認識させてくれたと思う。

生ガッドを見たのはスタッフだった。(クリストファー・パーカーは抜けた後でした)
私が狂って聴いていた時代だったので、感動で涙が止まりませんでしたね。
それにしても、エリックもティーも今はあの世。さみしいもんだね~。

CTI時代の不思議アルバムを一つ。
CTIオールスターズのハリウッドボウル・コンサートVol.1~3はパーソネルも写真もDsはデジョネットだが、なぜか大半の曲はガッドが叩いているように聞こえるのである。おそらくオーバーダブだと思うんだが・・・?

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Kasper Villaume(P)
Jesper Bodilsen(B)
Morten Lund(Ds)

別項でも書いているが私は新譜(新人)買いの人間である。誰よりも早く新人を見つけて、気に入った人のはとことん追い続けるタイプなのでCDが異常に増えてくるのだ。そんなCDの中には「買って失敗した~」というのもかなりあるのだが、しょうがないよね。聴いて見ないうち分からないからね。でもそんな失敗したCDが沢山あるからこそ、いいCDがホントに良く聴こえるんだよネ。

デンマークのピアニスト、キャスパー・ビヨームはそんな私のお気に入りの一人。現在30歳。
デビューは前作のStuntレーベル盤Outrun。これを聴いてこの人はうまいなと思っていたら、日本のM&Iがマシュマロレーベルで出してくれたのが本作品(第2作目、2002年発売)である。うれしいよね。日本のプロデューサーの中にもちゃんと分かっている人がいて。ただ、キャスパーはオリジナル主体の人なのだが、ここではほとんどスタンダードをやっているので、これは日本側の要望なのかもしれない。でもいいや、演奏がすばらしいし、選曲がいいし、私の好きなエスターテまで入っているからネ。この曲はミシェル・ペトルチアーニで聴いて一発で好きになった曲だが、最近は妙にミュージシャンの間で流行っているようであちこちのCDで聴くことができ、非常にうれしい限りである。
キャスパーのピアノは数多くの巨匠たちのものを吸収していて、いちがいに誰それ風ということは出来ないのだが、そこが彼のいい所かもしれない。曲によって表情を変える事ができるからね。

第3作目#2(2003年発売、輸入盤)ではこれまた私の大好きなチック・コリアのQuartet#2をやっているし、第4作目117 Ditmas Avenue(2004年発売、輸入盤)では、なんとキャスパーが憧れだったという(これは初耳でしたね)Jeff “Tain”Wattsと競演したりと、なんか私の好きなことばかりやってくれるのでとてもありがたい存在です。

--EDIT--

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