Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。

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出ました! 左足クラーベの帝王オラシオ・エルネグロ・エルナンデス。
彼のクラーベリズムはウンタンタンウン・タンウタウンウタと2小節目の4拍目が裏で入ってくるところが特長。これをキープしながらドラムを当たり前に叩くなんてホント異常な人間としか思えませんな。いくらキューバで英才教育を受けていたといってもネ。

エルネグロを初めて知ったのはTV放映された01年のモントルー・ジャズフェスのミッシェル・カミロのトリオだったろうか。つい最近のことだね。歴代のカミロのドラマーはディブ・ウェックル、ジョエル・ローゼンブラッド、クリフ・アーモンド、ザック・ダンジガー(やっていたかな?)と超テクニシャンぞろい。その後釜としての彼なので上手いに決まっているよね。とにかくラテン系のビートは大得意なのだが、まるでドラマーとパーカッショニストの2人がいるように聴こえる。でも決してオーバーダブではなく同時進行で彼一人が叩いているわけだ。この恐ろしさはもしかすればドラムを叩いた事のある人間にしか分からないかもしれない。ちょっと気に食わないところは、フィルインとかですぐにツインバスペダルを絡ませてしまうところかな。フレーズがありきたりになってしまっているね。

エルネグロはカミロのTriangulo、Live at the Blue Noteや渡辺香津美のMo' Bop、Mo' Bop?で聴ける他は、ジョン・パティトゥッチやManuel Valeraなどにも数曲入っている。あと綾戸智絵もありますな。
余談ですが、最近の綾戸のライブはしゃべりが多すぎてわたしゃ嫌いですね~。

おススメ盤はなんといっても2枚組のLive at the Blue Note(03年)。カミロの懐かしの名曲On Fireもやっています。

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Harmen Fraanje(P)
Hans Van Oosterhout(Ds)
Eric Van Der Westen(B)

最近輸入盤でも出始めたSACDとのハイブリッド盤。まだSACDプレーヤーを導入していない私としては今のところはなんらメリットはないが、なんとなく得した気分ではいる。
これは「全員知らない買い」の一枚だが、この人たちはオランダ人だろうか?Vanと付いているからね。(ジェシ・バン・ルーラーはオランダ人なのできっとそうだろう)
ジャケットを見るとポップス系のビートルズ、ピーター・ガブリエル、ニール・ヤング、ポール・サイモン、トム・ウェイツらの曲をジャズにアレンジしてやっているよう。ワクワクしながら封を切る。
1曲目、e.s.t.にそっくりな感じでスタート。「う~ん、こんなやつか。全曲こうだと、こりゃ買って失敗かな」と思っていたら、2曲目は7/8拍子ながらもなかなか軽快なビートの曲に変わる。ここで「失敗でなくてよかった~」と安心する。4曲目は5/4拍子のとてもカッコいいアップテンポの4ビート、この曲でのドラマーはまるでビニー・カリウタ風に叩きまくっていて「こりゃ買ってよかった!」と思う。あとは最後まで曲を飽きることなく楽しめたが、結局元ネタを分かったのはビートルズとポール・サイモンの2曲だけで他のは気づかなかった。かなり凝ったアレンジをしているので原曲からだいぶかけ離れちゃっているようで、どうせカバーをやるんだったらここまで徹底している方が面白かもネ。
このトリオの気になることが一つ。ベーシストが全般的に遅れ気味なんだな。ドラムのビートを聞きながらでも弾いているのだろうか?テンポは自分自信で刻んでいかないとどうしても遅れ気味になっちゃうんだよね。

この手のピアノトリオに「ドクター3」というバンドがあって私はとても好きなのだが、このJazz Pop-Upedもまた好きなバンドになりそうな予感がちょっとする。今後の彼らの活躍次第だが・・・

--EDIT--



Scott Hamilton(Ts)
Bill Charlap(P)
Peter Washington(B)
Kenny Washington(Ds)

若年寄りのスコット・ハミルトンがデビューしてから早や30年、本物の年寄りになっちゃった。と思ったら1954年生まれなので、まだそんなに年でもないんだね。
昔ウエストコースト系のジャズをあまり好まなかった私が彼のアルバムを買い始めたのは99年のblues,bop&balladsからとつい最近のこと。ハリー・アレンもそうだが、恥ずかしながらようやくこの手のサックスの良さが分かるようになってきたんだな。ずっとコルトレーン派で通してきていたのだが、やはり私もだいぶ丸くなって来ているのかもしれない。ボーカルもちょっとは聴くようになっているし。

ハミルトンはコンコード盤であろうがヴィーナス盤であろうが、演奏そのものはいつどこで誰とやっても全く変わらない人なのでコメントする事はほとんどない。いつもの彼がこのアルバムにもいる。
私としてはどちらかと言えばバックのメンバーで楽しんでいるようなところもあるかもしれない。
本作品はチャーラップとダブルワシントンがハミルトンのお相手役。やっぱり私はこのように若手(といってももうベテランだが)がバックを務めている時のハミルトンのアルバムの方が好みかな。
02年のとあるジャズフェスでエディ・ヒギンズ、スティーブ・ギルモア、ビル・グッドウィンというメンバーでの彼を見たのだが正直いってちょっと退屈だったね。居眠りしちゃいましたよ。それに引き換え、まわりの往年のジャズファンの方たちは涙を流すほど感動していたようだけれども。

それにしても最近のコンコードレーベルはこういうスタンダードなジャズ以外にも、パティトゥッチなど新しめのも出していてバランスがよくなったな。ただその中で日本盤がでるのはなぜかスタンダードなものが多いようで、誰の基準で判断しているのかは分からないが全部出してくれてもいいのではないかなという気がするね。

--EDIT--

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