Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Billy Sheehan(B)
John Novello(Key)
Dennis Chambers(Ds)

ナイアシンの3年半ぶりの新譜である。このバンド、一時的に結成されたものかと思っていたらもう5作目、本気だったんだね。全部持っています。
実は私はビリー・シーンもジョン・ノベロも全く知らない人なのである。最近はロックのほうにまで手が回らなくて。つまりは「デニチェン買い」だったわけなのだが、第一作目を聴いてすぐにこのバンドのファンになっちゃいましたネ。シンプルなトリオという編成でDsがデニチェンであれば当然予想していたことではあるが、私の大好きなハード系フュージョンじゃないですか。最近こういうのが少ないんだよね。

ブルーノート東京のライブもレーザー(うっ、古い)で持ってますが、3人とも凄いです。でも、笑っちゃたのが後半でやっているバードランド。ビリーのメロディのハーモニクスがとてもヘンです。違う音が出てるヨ~。まあこれはご愛嬌ってことで・・・

本作品も1曲目の出だしのキメから凄いですな。それにしてもデニチェンって譜面を読めないハズなのに、どうしてこんなに難しいフレーズをユニゾンできるのだろう(なにもこのCDに限った事ではないが)?しかも1~2回のリハで完璧に合わせる事ができるそうで、恐ろしいとしか言いようがないネ。
さらに、おぼえた事は忘れないようだし・・・
ジョンのオルガンはジャズを聴いている耳ではごくあたりまえにしか聴こえないが、ビリーはなかなかの逸材ですな。ほとんどギター感覚でベースを弾いているし、なによりもチョッパーをやらないのがいいね。(ジャコ以降チョッパーのブームは終わっているんだよネ。隠し味でちょっとだけやるのは許せるんだが)こういうタイプではブライアン・ブロンバーグが最高!!

6作目も早く聴きたいな~。

--EDIT--

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66年のチャールス・ロイドのフォレストフラワーでデビュー(キース・ジャレットとデジョネットの出会いもこれからかな?その後2人ともマイルスに引き抜かれる)したデジョネットは、その研ぎ澄まされた感性と独特なドラミングで多くの共演者たちを魅了して来た。
私が初めて耳にしたのはマイルスのビッチェズ・ブリュー。その荒々しいジャズロック・サウンドは当時「これこそ未来のジャズだ」とか「ジャズじゃない」とか賛否両論だったようだが、そんなことは私には関係なく、ただ単にカッコいいサウンドだと毎日のように聴いていた。それにしてもこの頃のデジョネットは荒かったな~、エバンスのモントルーなんかはかなり走っているしネ。
私が一番好きだったのはECMのNew DirectionsやSpecial Editionの時代かな。ドラミングはもちろんだが、曲作りが上手いんだよね。当時のECMは何をやっても自由なレーベル(逆にあたりまえな4ビートは禁止)なので、だからこそミュージシャンはオリジナルに力を入れたのだろうね。大好きなレーベルでした。
その後のキースのスタンダード・トリオは結成されてもう20年以上も立っている。私は全てのアルバムを持っているのだが、好きなのは初期のStandards Vol1,Vol2,Still Liveのあたりかな。その後のヤツはマンネリ化しているので惰性で聴いてますネ。

最近のもののおススメとしては去年発売のGeri AllenのThe Life Of A Song(輸入盤)、デジョネット節が満喫できます。
デジョネットが立ち上げたという新レーベルからのものを早く聴いて見たいな~。

あっ、忘れてましたが、SONORのドラムは昔からデジョネットが使っていて、そのおかげで世に広まったのではないかという気がします。

--EDIT--



まずは上の写真を見てください。
ドラムを床に座って叩く男、トリロク・グルトゥ。
彼は元々はタブラ奏者なのでドラムも床に座って叩くようにしてしまったのだ。
えっ、バスドラやHHはどうなるの??とお思いになる方もおられるだろうがご心配なく。バスドラサウンドはロートタムをかなりのローチューニングにしてドスンという音を出しているし(足でなくスティックでやっています)、HHスタンドは座っていても叩けるように異常に短く改造してしまった(これは左足でオープン~クローズもやってます)。
この尋常ではないセッティングから、タブラのリズムを取り入れたフレーズが次々と飛び出してくるのである。

彼を初めて知ったのはオレゴン。前任者のタブラ奏者、故コリン・ウォルコットの後釜として加入したのだが、その独特なフレーズは今まで聴いた事のないような新鮮なものであった。
その後はマクラフリンとやったり、自己のバンドCrazy Saintsで3枚のCDをリリースしたりと幅広く活動している。

おススメ盤はマクラフリンの「Live at the Royal Festival Hall」と「Que Alegria」。この2枚はギター、ベース、グルトゥのトリオなのだが、このハイテクニック集団、とんでもなくおそろしい演奏をしています。
(Crazy Saintsのほうはインドや中近東の音楽をベースにしたフュージョンをやっています。ちょっとクセのある音楽を求めているのであればこちらも良いかもね。パット・メセニーが参加しているのもありますぜ。)

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