Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Alexander Schimmeroth(P)
Matt Penman(B)
Jeff Ballard(Ds)

本日CDプレーヤーが故障してCDを入れてもうんともすんともいわない。普通であればCDを入れた時にキュルッと音がしてCD情報を読み取るハズなのだがそれすらないのだ。使用機種はビクターXL-Z999EXで定価が65万もしたヤツである。6~7年は使っているだろうか?いい音で鳴っていたのにな~。
しょうがないのでCDウォークマンを引っ張り出してきてオーディオセットに接続する。
「まあまあ、聴けない訳じゃないな」と言う事で、しばらくはこの音で我慢しよう。

Alexander Schimmerothは初めて聞く名前のピアニストである。Fresh SoundレーベルのNew Talentシリーズからのリリースなので当然であろう。何をかくそう私はこういう新人のCDを買うのが大好きなのである。はたしてどういう演奏をしているのだろうという楽しみがあるからだ。
ライナーノーツをチラッと見るとドイツ人で現在32歳、1999年にNew Yorkに渡ったと書いてあるようだ。
ヨーロッパのピアニストといえばあまり4ビートを演らないで主に空間を意識したリリカルな演奏(ECMのような感じかな)というイメージが強いのだが、彼はアメリカに渡っただけあって、きちんと4ビート主体で演っている。
8曲中2曲がスタンダード、後はオリジナルのようだがなんか全曲いいよ~。全曲いいCDってあまりないんだよね。ピアニストとしてもいろんな人を吸収していながらもそれをあまり感じさせないし。
これは将来伸びそうな予感がプンプンして期待大である。
バックで叩いているJeff Ballardがなかなかいい味をだしてさすがだな~。

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ジェフ・ワッツ・・・ウィントン・マルサリス・カルテットの初代ドラマーとしてデビューし、今やコルトレーンタイプのサックス奏者やハンコックタイプのピアニストから引くてあまたの存在である。
ドラマーのタイプを「知性派」「野獣派」に分けるとすれば彼は完全に野獣派だよね。アドリブ奏者が乗ってくるとそれに負けずとバックであおりまくり、その凶暴性がフロントに乗り移ってアドリブもますます熱くなり、するとまたまたドラムが・・・キリがないな。
そういうワッツのドラミングの原点はやはり故エルビン・ジョーンズであろう。彼もまたコルトレーンと壮絶な戦いを繰り広げてきた男。二人に共通する野獣性はやはりアフロの血というものなのかも知れない。
そういう彼であるが曲作りに関してはかなり知的である。曲の途中にファンクビートを取り入れてみたり、おもしろいリズムに凝ってみたり、テンポを工夫してみたりと歴史のあるジャズという音楽に新しい風を取り入れようと一生懸命だ。

ワッツのおすすめ盤としては去年リリースされた自己のバンドでのDETAINED at the Blue Note(輸入盤)。これは大傑作で最近発売のCDの中ではベスト10に入ります。

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Bill Evans(Sx)
Randy Brecker(Tp)
Hiram Bullock(G)
David Kikoski(Key)
Victor Bailey(B)
Steve Smith(Ds)

全員がリーダーとして数々のアルバムを発売しているのだが、ここではビル、ランディ、ハイラムの曲を演奏している。いや~懐かしいっていう曲ばかりで感動のあまり聴き終わった時にはもう放心状態。
それにしても平均年齢が50歳ちかいこのオヤジバンドのなんとパワフルなことか!!20~30代の人たちにぜひとも見習って欲しいものである。
このCD、いわゆるフュージョンなのだが、今はやりの軟弱なスムースジャズ系とは違いかなりハードな演奏をしている。アドリブ奏者のバトルがあったり、それにバックが絡んだり、まさに格闘技としかいいようがないほどのスリルさはジャズそのものだね。
隠れた聴き所はアコピを弾いている時のデビッド・キコスキであろう。彼はどちらかと言えばジャズ畑の人間で、Criss Crossレーベル等でもろジャズを演っているのだが、ここでもまたその実力が十分に発揮されている。カッコいいフレーズのオンパレードで好きな人にとってはたまらない魅力であろう。

輸入盤は日本盤より3曲多いのでまだ買っていない方には輸入盤のほうをお薦めします。

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