Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



ジョエル・ローゼンブラットを初めて聴いたのはMichel Camilo/In Trio(別項)の1曲目Caribe。ディブ・ウェックルに決して引けを取らないドラミングで私をノックアウトさせてくれた。カミロのアルバムではその後も何曲か叩いているが、彼ってそうとうなテクニシャンなんだよね。難しい曲をやればやるほど燃えてきて手数が多くなってくる挑戦的なタイプのドラマーの一人。
その後はスパイロ・ジャイラの正式なメンバーになって5~6枚のアルバムに参加している。このグループは音楽的には爽やか系のフュージョンで難解な曲はやっていないため、ドラミングはカミロ時代に比べるととてもシンプル。これでは彼の持ち味が発揮できるハズもなく私もちょっと失望していたのだが、去年脱退したようだ。で、これからは若手を集めて自分がやりたい音楽をやっていくとのこと。やっぱりテクニカルドラマーが本領を発揮するには自分でバンドを持つのが一番なのよ。とにかくカミロ時代のように叩きまくって欲しいね。


この「Drummer」書庫では現在活躍している「私の好きなドラマー」(その人が入っているCDを買い集めていることを指す)をほぼ好きな順番で書いてきているが、ここまで来て好きなドラマーが残り少なくなってきている。あと30人もいるのかな~?その中でも画像がない人のは掲載しないつもりだし、今後の展開はちょっと苦しいものがあるかも知れないなぁ。
出尽くした後は「私の嫌いなドラマー」にでも鞍替えしようかな(苦笑)

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Patrick Cabon(P)
Dano Haider(G)
Nicola Sabato(B)

初めて目にする名前の人たちだがこれがデビュー盤なのかなぁ。03年のパリでのライブレコーディングっつうことは3人ともフランス人かな。外国語のライナーノーツは全く読めない私なので詳しいことは分からないが、どうやら年齢だけはPとGが30歳Bが32歳というのは分かった。

これはドラムレストリオなのでよほど音楽的表現力がないとヘタすれば退屈な演奏になってしまうのだが、案の定曲が進むにつれて拍手の数が若干減ってくるような。お客さんも私もちょっと飽きちゃったネ。
全然ガツンとこない、というかピアノはもろピータソン風(というかベニー・グリーン風)ギターはもろジョン・ピザレリ風で、この編成によくあるタイプの演奏の域から全く抜けることなくただスウィンギーなだけなんだよね。これはこれで決して悪くはないのだが、年齢がまだ若いのだからもう少しアグレッシブなものも持っていてもいいんじゃないかな~。曲もよく知られたスタンダードだけって言うのもちょっと問題があるかも。ベースはそんなに人まね的なところは感じられずなかなかいいんだがちょっと線が細いかな。私としてはもっと図太い音を出してもらいたいのだが、これは録音の関係かもしれない。

と言う訳で、このトリオは一曲一曲はとてもいいのだが全曲聴いていると飽きてくるので、ビートをちょっと変えてみるとかカッコいいオリジナルを作ってみるとか、もう少し聴き手を退屈させないような工夫をすればかなりいい線まで行くかもネ。

--EDIT--



Earl Klugh(ac.G)
Lee Ritenour(el.G)
Dave Grusin(el.P)
Anthony Jackson(el.B)
Louis Johnson(el.B)
Steve Gadd(Ds)
Harvey Mason(Ds)
Ralph MacDonald(Per)
etc.

ブルーノート盤「アール・クルー(76年)」で彗星のごとくデビューしたアール・クルーのアルバムは、「リビング・イン・サイド・ユア・ラブ(77年)」「フィンガー・ペインティングス(本作品、77年)と続く。ディブ・グルーシンがプロデュース&アレンジ、レコーディングがラリー・ローゼンだった。ちなみにこのコンビが後のGRPレーベルに発展することになる。
私が好きなアール・クルーはこの三部作までで、以降のものはあまりにもメロウだしリズムもシンプルになりすぎてそんなには好まない。
それにしてもアコギでのフュージョンって当時はとても新鮮に感じたなぁ。この軽快で爽やかなサウンドは朝の目覚めの1曲にはうってつけだった。
このアルバムはサンバ調の曲Dr.Macumbaでスタートする。この曲はパーソネルではDsがハービー・メイソンになっているが、これは間違い。誰が聴いてもスティーブ・ガッドだよな~。当時のパーソネルのいい加減さには今更ながら呆れている。
4曲目のKeep Your Eye On The Sparrowはルイスのチョッパー(今はスラッピングって言うの?)とブラス・セクションがとてもカッコいい曲。コーラス隊もなかなかファンキー。ガッドもね。
5曲目のDance With Meは名曲だよね。誰の曲かはよく分からないが「ダンス・ウィズ・ミー」と思わず口ずさんでしまうほどの有名な曲。
全編に渡ってのリトナーのギター・カッティングのカッコよさ(サイドマンに徹している)やグルーシンのエレピの暖かい音、生のストリングス(グルーシン・アレンジ)やブラスセクション(トム・スコット・アレンジ)のゴージャスさなど、どれをとっても超一級なこの作品は「やっぱりスゲ~!!」と言いたくなるネ。

ちょっと前までは何度か来日していたアール・クルーだが、最近はどうしているのかな~?

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