Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Pete McCann(G)
Rob Thomas(Vio)
Steve Humt(Key)
Stephan Crump(B)
Gregg Bendian(Ds)

マハビシュヌ・オーケストラのコピーバンドである。なんとジョン・マクラフリン公認とのこと。

高校生当時ジャズやハード&プログレッシブロックを聴いていた私は常に新しいサウンドに飢えており、その時に当然のように出会ったバンドがマハビシュヌ・オーケストラだった。FM放送から流れていたのを初めて聴いた時のショックは今でも忘れないな~。「なっ、なんだこれは・・?」って感じ。メロディーもリズムも全てが複雑で変なんですヨ。それが私にとっては新鮮でカッコいい音楽に感じられたのである。ライナー・ノーツを読んで、インド音楽が絡んでいるのを初めて知ったのだが、マハビシュヌ・ジョン・マクラフリンの「マハビシュヌ」とはヒンズー教のスリ・チンモイ師が彼に与えた名前で、つまりマクラフリンはインド音楽を勉強するために精神的なもの(神そのもの)まで学んだということであった。(サンタナもそうでした)
その精神的な音楽を演ったのがマハビシュヌ・オーケストラであり「火の鳥」と「アポカリプス」がベスト。それにすっかりハマってしまった私は、以降マクラフリンの音楽を追い続けて行くことになる。

本作品は曲のコピーだけではなく(しかし、よくもまあこんな複雑な曲群をコピーしたもんです)、その精神性までもが受け継がれている2枚組みのライブ盤である。
G、Vio、Keyは完璧ですヨ。一つだけ難点を挙げればリーダーのドラマーがテクはあるのだが、ロックっぽすぎていまいちイメージと違うという事かな?なんせオリジナルはコブハムだからな、しょうがないか?
このバンドでDsがデニチェンだと最高でしょう。

--EDIT--



Steve Nelson(Vib)
Peter wasington(B)
Lewis Nash(Ds)

別項で未入荷と書いたが、たった今来たのでさっそく聴くことにしよう。

おっ、なんとビブラフォン・トリオではないか。ピアノも入っていると思ったのに、これは珍しい。長年ジャズを聴いてきたが初めての経験のような気がする。
サックス・トリオでもそうだが、コード楽器が入っていないトリオというものは、よほど各人の腕が良くなければ最後まで聴き通すに疲れるものである。というか聴いてて飽きてくるんだよね。よって名作の仲間入りするアルバムはホントに少なくて、私にはロリンズのヴァンガード・ライブ盤ぐらいしか思い浮かばないのだが・・・
本作品はそんなコード楽器レス・トリオの名作に新たに仲間入りするような予感がする。とりあえず私の愛聴盤になることは決定です!!
名手ナッシュの相変わらずの小気味良いドラミングは当然として、私の大好きなベーシスト、ピーター・ワシントンが大活躍。ほとんどの曲でソロを取っているが、この人の引出も多いね~。感心しますよ。
それにしてもこの2人のコンビはトミフラでもそうだが、相性バツグンですな~。

ジャズドラムの最高の手本として、ドラムを勉強中の方にこのCDはぜひおススメです。
ああ、我慢が出来ない。もう一回聴こうっと・・・

--EDIT--



業師である。まさに職人技という言葉がピッタリとあてはまる人。
ルイス・ナッシュには伝統的なジャズドラミングがきちんと伝承されているので、特にオーソドックスなジャズメンからはとても重宝されている。トミー・フラナガンも亡くなる前の10年ぐらいは彼以外のドラマーとはほとんど演らなかったし、ロン・カーターは20年以上も彼と演っている。
ルイスのデビューはベテイ・カーターのバンドじゃないかな?彼女のVoは個人的にはあまり好きではないのだが、なぜか新人の発掘に長けていて、このバンドからデビューしたジャズメンがかなりいる事を考えれば尊敬せざるをえないだろう。あとダイアン・リーブスはビリー・キルソンを世に送り出したりと、ボーカリストとドラマーの関係は意外と深いものなのかも知れない。
数年前ロン・カーターのバンドでルイスを見たのだが、スティックの握りがとても軽い感じがした。右手なんかは指の先っぽでスティックを握っていて、それによってあまりパワーが出ないように(できるだけ弱く叩くように)調節していた。しかも、いくらアップテンポの曲でもそうなんだからネ。それでいながら手が速くて・・・。特にアコースティックジャズでは、PAのない会場とかもあるのでこれってとても重要な事なんだよネ。あとブラッシュワーク、これはドラマーの中では世界一ではないかと思う。

おススメとしては自己リーダーアルバムの最新作サヴォイでストンプであろう。
(このCD、まだ入ってこなくて未聴ですが)

--EDIT--

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