Jazz & Drummer

ジャズ・フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽98%、感じたままに書いている個人ブログです。



Jesse van Ruller(G)
Frans van der Hoeven(B)
Martijn Vink(Ds)
Jos Machtel(B 5.6)
Joost van Schaik(Ds 5.6)

ジェシ・バンは若手ジャズギタリストのなかでは最も好きな一人である。
デビューからずっと追い続けているのだが、基本的にはオリジナル中心のかなりとんがったサウンドを聴かせてくれる。アルバムごとにやっている音楽が少しずつ変わってきていて、次はいったいどういう方向に行くのだろうかという楽しみがあるね。決してひとりよがりのサウンドではないので、聴いていてとても共感を持てるのだ。

そんな彼だが今回のギター・トリオのライブ盤では全曲スタンダードと、まるでセッション感覚の音楽を演っている。(ていうかセッションをレコーディングしたものでしょうね)
こういうジェシもいいなぁ~!いつものとんがったところはみじんもなく、非常に心温まるギターを弾いているのだ。それにしてもやはり上手い!上手すぎる!!このツボを心得ているギターは流石ですな~。
このライブ盤、雰囲気的には昔のジム・ホール・トリオ(ドン・トンプソン、テリー・クラーク)に似ているといえば往年のジャズファンにもお分かりと思う。
最近のジャズをあまり聴かなくなった方はぜひ聴いて見てください。

--EDIT--



東京JAZZの2002年のショーター・バンド、2004年のハンコック・ショーター・バンドで来日しているので、生でご覧になった方も多いでしょうな。
私は「TVで見た!」組だが、彼のフロントに瞬時に反応して暴発するドラミングにはなにか神がかり的なものを感じるね。それにしても叩いている姿勢の異常に悪いこと。ドラムは背すじをきちんと伸ばして、肘は体からあまり離さないで叩くというのがジャズドラムの基本と聞いたことがあるのだが、彼はそんな事にはおかまいなしで、前かがみになるわ、肘は体から90度ぐらい横に離れているわ、足はペダルから離れて浮いているわで、基本姿勢などというものには全くおかまいなしである。要は姿勢を良くなどと言うことは彼の頭にはないんだよネ。キース・ジャレットもそのタイプ。ただ、見ている方にしてみれば非常にコミカルに感じるのだが・・・

ブライアンはジャズだけではなくポップス系のミュージシャンン達からもお声がかかるドラマーなのだが、16ビートだからといってキチンとしたフュージョン風のビートを叩くという事は全くなく、バスドラやスネアのアクセントなど好き勝手なところに入れている。こんなところはデジョネットに通じるところもあるね。それを望んでのお声がかりだろうしネ。
ただ、ノラ・ジョーンズのバックでのブラシは別にブライアンでなくてもいいような気が・・・なんかヤッツケ仕事に思えてしまいます。

おススメ盤としては、ちょっと前の盤だがジョシュア・レッドマンの2枚組みのライブ、最近のものとしては北川潔のAncestryを挙げておこう。

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Gary Smulayan(Bsax)
Joe Magnarelli(Tp)
Mike LeDonne(P)
Dennis Irwin(B)
Kenny Washington(Ds)

バリトンサックスのGary Smulyan(何て読むのだろう?)は初めて聴く人だが、このCDはバックメンバーによるいわゆる「メンバー買い」である。Dsがケニー・ワシントンなのでバップ系の音楽だと思って買ったら、まさにその通りであった。スタンダードやオリジナルを混ぜながらの曲の進行や、アップからバラードまでのさまざまな曲のテンポなど、奇をてらったところのないごく当たり前のジャズ。聴いてて安心するね。

そもそもバリトンを吹くようになったサックス奏者たちのきっかけはなんだったのだろうか?よくブラバンでありがちな「アルトやテナーは人がふさがっていてバリトンに回されてしまった」ぐらいのものだったんじゃないだろうか?トロンボーンを吹きたかったのにチューバに回されたとか「やりたくてやってるんじゃないよ」という人たちが多いのではと思うね。
そのせいかジャズの世界でもこの楽器を演っている人はホントに少なくて、バリトンといえばジェリー・マリガンと、誰でもが思い浮かべるほどこの楽器はマリガンのイメージが強い。
あとはペッパー・アダムスやロニー・キューバとか数えるしか思い浮かばないな。
そんな中でのGary Smulyan・・・ちょっと期待しております。

--EDIT--

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